日本で食べる料理はどこで食べても70点から90点のものが食べられる。
しかし治安の悪い場所の料理は20点か5万点なんですよ…
という言葉から始まる本作品は原作者が実際に海外の危険な地で食べた物を描いた一冊
どの料理も日本では馴染みがなくしかし美味しそうに感じさせる、見せる絵、その料理に対する感想…一話ごとにその地域や料理に対する補足。
どの料理も食べてみたい…しかし現地に行くのは今は特にハードルが高い…!
でも美味しそうだし気になる…
一時はこの作品の影響でエルビス・サンドイッチが流行りましたね。
フランスパン一本にブルーベリージャム、ピーナッツクリーム、バナナにベーコンを挟んで揚げる!その上最後に粉砂糖をかける!おおよそ日本人が考えもしないであろう組み合わせに調理方法…もちろんカロリーもとんでもない!でもどんな味なのか引かれる描写…
そういう料理が沢山載ってる上に描き下ろしも一話載ってて満足度がめちゃくちゃ高い!
作画の森山先生が描く可愛い女の子を眺めるだけで楽しい一冊であり、原作者の青木先生の補足を読むだけでも面白い一冊でした。装丁はさわり心地のいい紙!という質感にすこしざらざらした感じで手によく馴染む感じ。サイズは少し大きいものの絵をしっかり見たい人には良いかも知れません。
これからも買い続けていきたい作品の一つでした。